2005.08.01

曙、K-1休場へ

 曙が地元ハワイにK-1ファイターとして凱旋! しかし、韓国のテクノ巨人、チェ・ホンマンに完敗! もはやK-1に居場所はない? ハワイ・トーナメントでは藤本裕介が健闘。
 でも一番目立ったていたのはリングサイドの・・・。

「K-1 WORLD GP 2005 IN HAWAII」  
 [ スポーツナビ|格闘技|K-1|速報 ]

7.29(現地時間) K-1WORLD/米・ハワイ・アロハスタジアム

 地上波で観ました。一番印象に残ったのはリングサイドのタイソン・・・じゃなくて、山本KIDです。なかなかオモロイ解説連発してましたね。

 ではTVのメインから。

 [8]スーパーファイト
 ○チェ・ホンマン(1R2分52秒 TKO)●曙
  • 曙、試合後コメント「当分休みます。オファーはないと思います(苦笑)。もしあればいつでもいける準備はするが。気持ちは切れてない」
  • 谷川プロデューサー「曙選手は気持ちを一から入れなおして、体重も下げないとダメ。K-1ルールでのオファーは当分ないと思う。」
 曙は何もできず。パワー負けしないチェが相手では体格を生かしてコーナーに押し込む戦法も使えず。
 巨体を細かく揺すりながら絶え間なくパンチを撃ち続けるチェに完敗を喫した。
 もう言葉はありません。
 どうやら、これでK-1はお休み。しばらくサヨウナラ・・・って8月4日はW-1ですよ! 予想はしてたけど、負けたことで欠場って方向もあるのでしょうか? 明日ぐらいに何か発表あるかも。
 試合後のチェはリングサイドのマイク・タイソンを挑発! 「チェvsタイソン実現へ!」なんて韓国じゃ大々的に報道されそうな予感。
 ところで、チェに挑発された時にタイソンが夢中になって食ってたお菓子(?)は何? ポップコーン? 凄い勢いで食ってたのが笑えた。

 [9=セ]ハワイGPトーナメント決勝
 ○ゲーリー・グッドリッジ(3R1分19秒 タオル投入→TKO)●藤本祐介
 ※グッドリッジが優勝。
 優勝はグッドリッジ、しかし一番印象に残ったのは・・・バター・ビーンの雄叫び、ではなくて、藤本祐介の頑張り。
 ハワイの観客から大拍手もらってました。体格差あるグッドリッジ相手に殴り合い、ハイキックでぐらつかせる場面もあっただけに残念。

 藤本さんのBLOGから。
つかれたなぁ・・・。  [ K-1藤本祐介のブンブン通信 ]

 悔しい!あとちょっとだったのに。今はホテルで前と同じ風景を眺めているけど涙がタラタラと流れてくる。怪我はないし、精一杯やったのに、やっぱり悔しい。
 応援ありがとうございました。三十(才)になって引退を覚悟しつつ望んだ試合なのに・・・。
 引退も覚悟してたんですね。
 藤本選手は今年トーナメントに今回を含めて3回挑戦。
 05.04.30 ラスベガスGP 1回戦=無効試合(藤本の負傷)
 05.06.14 ジャパンGP 準決勝=富平辰文にKO負け
 正直、チャンスもらいすぎなんですが(笑)、着実にステップアップしてるのは立派です。
 これだけ試合が続くと蓄積するダメージも大きいだろうし簡単に「現役を続けて」とは言えませんが、また見たい選手であることは間違いありません。

 優勝はグッドリッジ。PRIDE引退した甲斐がありましたよw。
 準決勝で本命カーター・ウィリアムスに勝利したのはビックリなんですが、最初のダウンは完全に後頭部・・・。
 解説のKIDが「ラビットだ」って言ってませんでした?(よく聞き取れず) ラビット・パンチは後頭部を殴るボクシングの反則技。Yahoo!辞書にも載ってる。
 最近のK-1はラビットパンチ使い放題。もうルールでOKにしちゃった方がいいんじゃない? 誰か死んでも知らないけど。

 武蔵も登場。

 [5]スーパーファイト
 ○武蔵(判定 2-0)●リカルド・ノードストランド
 無難に判定勝ち。一人はドローだったんですね。
 ヘビー級の競技で、これだけ日本人が安定した試合ぶりを見せていること自体、もっと評価していいはずなんだが・・・まぁ、盛り上がらなかったよねw
 GP頑張ってください。

 TV観戦の総評。
 曙の負け方があまりに無惨で笑うことすらできず。なんだか寂しさだけが残ったような。
 トーナメントも全体的にアンコ型による大味の攻防が多く、派手なようで終わってみれば大した印象は残らず。バター・ビーンvsロイスターはノーカットでちょっと見たけどw とにかく藤本の頑張りにハワイの皆さんが拍手していた光景には感動した。
 以上・・・じゃないよ! 興行のメインイベントは未放送だったのだよ!

 [10=メ]スーパーファイト=総合格闘技ルール
 ○B.J.ペン(3R判定 3-0)●ヘンゾ・グレイシー
 この階級で最強とも言われるB.J.ペンがヘンゾを敗った。
 ソレナリにイイ試合だったようですが・・・TV向きではない。カットは仕方ない?

 もう一つ紹介。

[オープニングファイト・2]総合格闘技ルール
 ○福田力(2R2分49秒 TKO)●ブランドン・ウルフ
 元WJの福田、また勝ってます!

 で、前田さんも来場していたそうで。タイソンは顔覚えていてくれたかなぁ。


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2005.07.21

アンディ・サワー、K-1MAX初優勝

 すっかり「高視聴率番組」として定着したK-1MAX、年間最大イベントである「世界一決定トーナメントファイナル」が行われた。お茶の間とお姉ちゃんお目当ては魔裟斗! しかし、1回戦勝利もケガでリタイア・・・。
 優勝は意外(?)な男。

 スポナビ等は午前3時以降のupですが、公式サイトは23時にupされてます。
 公式ページは必ずチェックですね! みんなも、この記事読んだあとに必ず見に行こう。

K-1 WORLD MAX 2005決勝戦
 [ FEG OFFICIAL WEB SITE ]

 [11=メ]決勝戦
 ○アンディ・サワー(延長2R判定 2-1)●ブアカーオ・ポー・プラムック
 優勝はアンディ・サワー! MAX誕生時には魔裟斗のライバル候補として真っ先に名前が挙がりながらも、なかなかチャンスに恵まれず苦しんでいた男。
 これまでのK-1試合結果はこちら。
 03.07.05 ● アルバート・クラウス(1R終了 TKO) ※世界一決定T1回戦
 03.11.18 ○ 村浜武洋(判定 2-0) ※ワンマッチ
 05.05.04 ○ マルフィオ“ザ・ウォーリヤー・タイガー”カノレッティ(判定 3-0) ※世界一決定T開幕戦
 3試合しかしていなかったのは意外。昨年はシュートボクシングに専念、何だか負傷者がいっぱい出たS-cupで優勝している。今回も準決勝で当たるはずだった魔裟斗が欠場、代打の安廣は出血TKO・・・。ちょっと南海権左的魔力も持っているようです。
 決勝戦、TVでは合計5R中1Rと延長2Rしか放送されず・・・。時間的に厳しかったのかもしれないが、ちょっと決勝がコレじゃ物足りない。
 1Rだけ見るとブアカーオが優勢に見えましたけどね。最終Rもマストシステムでなければドローが妥当・・・。ブアカーオはクリンチ多いし。
 ギリギリのスタミナだったのは分かりますが、どうせならもうちょっとインパクト欲しかった。
 まぁ、でもサワー優勝は良かったですよね。シュートボクサー系はK-1じゃほとんど勝ってませんから・・・。シーザーさんもお喜びのことでしょー。

 魔裟斗は残念。

[3]準々決勝
 ○魔裟斗(判定 3-0)●マイク・ザンビディス
 ※試合後、魔裟斗は左足首複雑骨折によりリタイア。
 お姉ちゃんとTV関係者の悲鳴が横浜アリーナに響いた。
 KIDに勝利したザンビディスから、きっちりダウンを奪い完勝。コンディションも良さそうだっただけに残念。
 足首複雑骨折となれば・・・長引くんじゃないですか。まだ状態は分かりませんが、普通なら大晦日も無理でしょ。こりゃ大変だ。

 他の試合。

 [1]スーパーファイト
 ○新田明臣(判定 3-0)●朴光哲

 [4]準々決勝
 ○アンディ・サワー(判定 2-0)●小比類巻貴之

 [5]準々決勝
 ○アルバート・クラウス(判定 3-0)●ジョン・ウェイン・パー

 [6]準々決勝
 ○ブアカーオ・ポー・プラムック(判定 2-0)●ジャダンバ・ナラントンガラク

 [7]スーパーファイト
 ○ラモン・デッカー(判定 3-0)●ドゥエイン・ラドウィック

 [8]準決勝
 ○サワー(1R2分24秒 ドクターストップ→TKO)●安廣一哉

 [9]準々決勝
 ○ブアカーオ(判定 3-0)●クラウス

 [10=セ]スーパーファイト
 ○ヴァージル・カラコダ(判定 2-0)●佐藤嘉洋

 試合内容では1回戦のアルバート・クラウスvsジョン・ウェイン・パーが一番良かったかな。
 小比類巻のTシャツはよくわからん。
 スーパーファイトでデッカー勝ってる! しかも相手ラドウィック、こりゃ次回はトーナメント出場だな・・・って来年歳イクツ?
 佐藤が負け。うーん・・・。

 全体的には・・・魔裟斗リタイアもあってイマイチだったかな。
 決勝も延長は1Rでいいような気がする。
 

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2005.06.14

ボブ・サップ、ジャパンGP優勝で復活?

 「打倒ボブ・サップ」がテーマのジャパンGP。…ってチョット待て、その前に「サップ復活」がテーマだろ。
 地上波TV放送はメインのみ生中継、放送延長の措置もとられた!

K-1 WORLD GP 2005 IN HIROSHIMA  
 [ スポーツナビ ]

6.14 K-1/広島グリーンアリーナ(7166人・満員)、結果

 お騒がせしましたが、何とか熱は下がりました。どうにもヤッカイな病気と今後付き合わなきゃいかなきゃイカンようで・・・そのうえパソコン不調と来たら泣くしかないw フリーズ連発。セキリュティソフトが原因だったようなので、インストールし直した。ぐぁ~。

 で、K-1。

K-1 JAPAN GPトーナメント

1回戦
 ○富平辰文(延長R判定 2-1)●天田ヒロミ
 ○藤本祐介(判定 3-0)●森口竜
 ○ボブ・サップ(判定 3-0)●中尾芳広
 ○堀啓(判定 3-0)●中迫剛

準決勝
 ○富平(1R2分39秒 右ハイ→KO)●藤本
 ○サップ(2R1分27秒 右フック→KO)●堀

決勝
 ○サップ(判定 3-0)●富平

 サップが優勝! これでビースト復活だ・・・とはいかない感じ。
 意外にも、1日で2試合以上闘うのは初体験だそうで(02年の東京ドーム・GPファイナル出場の時も1回戦勝利後、負傷で棄権。1試合しか行っていない)、それを考えれば合計8Rを闘ったのは立派。これで弱点だったスタミナも問題ナシ・・・ってな感じにはいかず。どの試合も後半バテバテ。「電池」が切れるとパタッと動きが止まり、別人格が現れる絵はギャグ漫画風でメチャメチャ笑えた。
 対戦した3人&1回戦レフェリー・和田良覚は、まったくサップを恐れる様子がなく、挑発しながらガンガン攻める。ただ、それでもKOできず、サップを優勝させてしまう辺りにジャパン勢のレベルが低いという現実を見て取れます。
 そんな中でも天田・藤本らが注目される中で、意地を見せた富平選手には拍手。準決勝のKOはお見事。

 サップの話に戻る。今回は特訓で身につけた蹴りや膝を多用。なかなかの迫力でしたが、結局ダウンを奪ったのは得意のパンチでした。問題なのは・・・そのほとんどが後頭部を叩く反則パンチだったこと。セコンドが抗議する場面はなかったように見えましたが・・・どうなの? 偶然ならば仕方なしですが、あそこまで連発してたらダメだろ。

 その他の試合。

[5]スーパーファイト
 ○チェ・ホンマン(1R2分11秒 左膝蹴り→KO)●トム・ハワード
 チェが膝蹴り一発でKO! ハワードが大流血!
 いやお見事でした。噛ませ犬となったハワードさんも、ここまで豪快にやられば満足でしょw
 最後の膝は今後も武器になりそう。私的には「リアル・ココナッツクラッシュ」と呼ばせていただきたい。


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2005.05.30

バンナ、アビディに圧勝も巨大なコブに主役奪われる

K-1 WORLD GP 2005 IN PARIS
  (スポーツナビ)

5.27 K-1 WORLD/フランス・パリ・ベルシー体育館

 今日放送された地上波中継見ました。なかなか面白かったんじゃないですかー。

 [8=セ]スーパーファイト・3分5R
 ○ジェロム・レ・バンナ(5R2分50秒 レフェリーストップ)●シリル・アビディ
 03年のパリ大会閉会式で乱闘騒ぎを起こし、今年の1月にもとっくみあいの喧嘩(その時はバンナが失神してしまったらしい)をしているという2人、フジTVの試合前VTRもそのアタリを煽りまくる。
 K-1の勢力図を考えればそれほど重要な試合ではないはずなのに、何となくワクワクさせてしまうところがフジ・スタッフの素晴らしさ。
 試合は何度もダウンを奪ったバンナが圧倒も、アビディが驚異の粘りを見せて盛り上げる。それだけの根性を引っ張り出すアビディのモチベーションって何なんだろw
 「番長・バンナvs悪童・アビディ」というK-1側が掲示したテーマをそのまんま受け止めるなら、2Rのバッティングは故意であってもいいし、5Rのクリンチも「フランス特別ルール(クリンチは一瞬でもダメ)」など関係ナシのヒール殺方として見ちゃっていいのかも。本来ならば「あー、いいプロレスが見れたよ」なる感想が出てくるはずなんだが・・・。
 それを超越するインパクトはやっぱりアレですよ。
 こぶ。

画像1
画像2
画像3

 格闘技ではたまにありますが、これをゴールデンで放送してるって考えるとスゴイ。今回は7~9時の思いっきり飯時。5R辺りからバンナの背中にしか映らなくなったように思えたのは私だけ? フジ・スタッフも苦労したんでしょう。試合から放送まで時間あって良かった。
 圧勝したはずのバンナですが、何かイメージが悪い。「目の上の・・・」ってのはハマリスギ。

 バンナはノーコメントで病院に直行。
 アビディは余裕のコメント(笑)。

 ただ、今日の対戦という意味では、やつは勝利者かもしれないが、その勝利者は救急車で運ばれたっていうのに、敗者であるはずのオレはこうしてピンピンして記者会見にも出てきている。だから、やつに負けたという気持ちは正直ないよ。
 あんだけダウンしといて「負けた気持ちはない」ってのは凄いな。でも武士道的精神ならばアナガチ否定できない発言かも。そこら辺は骨法の堀辺さんに分析をお願いしたいところです。
 このコメントでネクストが見えてきてしまった。来年のパリ大会でバンナとの再戦・・・なんてことになれば、結局はアビディの勝ちでしょ。いや、コブの勝利か? 何にしてもバンナはツキがない。


 もっと凄い腫れかたでは、こんなのもある。
内藤が判定で2度目の防衛/ボクシング
 [ nikkansports.com ]

画像
 ここまで来ると目見えてないんじゃないかなぁ・・・。


 他の試合。

 [9=メ]EUROPE GP 決勝
 ○セーム・シュルト(2R2分32秒 KO)●ナオフォール“アイアン・レッグ”
 シュルトが優勝! 意外? でもこの人K-1では無敗なんですよね~。決勝のフィニッシュは「脳が揺れてのダウン」ではなく、「パンチが痛くてのダウン」に見えた。シュルトの拳は驚異だ・・・。
 いつの間にか正道会館所属になったそうで、これで判定も有利になったし(?)、一気にGP優勝候補となったか。
 準優勝だったアイアンレッグはなかなかヨイ選手。その名の通り足技が多彩、もっと見てみたい。
 イグナショフが1回戦敗退・・・。膝が使えないのが痛かったのか、どうも中邑とやった辺りからイイ感じないね。HERO'Sへようこそ。


 前回のラスベガス大会に続き、なかなか面白かったんじゃないでしょうか。やっぱり曙・サップが出てないから? 次回のジャパンGPはサップ主役だけど。
 あとは視聴率が気になる。格闘技には鬼門となってきた7~9時、地味なメンバー、そしてバンナのグロ画像(笑)。これで、どこまで行くかなぁ。


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2005.05.25

チェ・ホンマンvsトム・ハワード、決定

 K-1の情報をまとめて。

[K-1 JAPAN GP] 6.14 広島:セフォーとチェ・ホンマンの相手決定 (BoutReview.com)

 ジャパンGP、スーパーファイトのカードが決定。

6.14 K-1 WORLD/広島グリーンアリーナ
・スーパーファイト追加カード
 レイ・セフォーvsカラエフ・リスラン
 チェ・ホンマンvsトム・ハワード

・既報カード
 1回戦:天田ヒロミvs富平辰文 →A
 1回戦:藤本祐介vsノブ・ハヤシ →B
 1回戦:ボブ・サップvs中尾芳広 →C
 1回戦:中迫剛vs堀啓 →D
 準決勝:Avs B、CvsD
 決勝
 リザーブファイト:タケルvs新村優貴
 スーパーファイト:山本優弥vs濱崎一輝

 チェ・ホンマンの相手はトム・ハワード! なんだそりゃ! MMAじゃなくてK-1ルールでしょ? 噛ませ犬にもほどがある・・・。

 ハワードの戦績。全てMMAです。

 03.12.31 ● クリストフ・ミドゥ(1R4分21秒 チョーク・スリーパー) 
 04.05.22 ● ブルー・ウルフ(2R4分44秒 タオル→TKO)
 04.11.20 ● カーター・ウィリアムス(1R2分38秒 グラウンドのパンチ→TKO)
 3戦3敗。どう見たって勝てそうにない・・・。まぁ、なんだ、グリーンベレー出身って永遠に通用する肩書きだな。
 この人ねぇ・・・ホントにプロレス巧いんですよ。この体でコーナー最上段から場外へトペコンやったりします。
 団体はどこでもいいから、プロレスに帰ってきてくれー。それでも年3回ぐらいK-1出れば、プロレスの1年分以上は稼げちゃうのかなぁ。

 セフォーの相手は03年世界アマ・キックボクシグで優勝の実績あり。・・・よく分からん。


 MAXは決勝トーナメントの組み合わせ決定。

7.20 K-1 MAX/横浜アリーナ
トーナメント2回戦:
 魔裟斗vsマイク・ザンビディス →A
 小比類巻貴之vsアンディ・サワー →B
 アルバート・クラウスvsジョン・ウェイン・パー →C
 ブアカーオ・ポー・プラムックvsジャダンバ・ナラントンガラグ →D
準決勝:AvsB、CvsD
決勝戦

 リザーブファイト:安廣一哉vsダリウス・スクリアウディス
 スーパーファイト:佐藤嘉洋vsヴァージル・カラダコ

 大会推薦枠はKIDをKOしたザンビディスに。魔裟斗にとってはそれほどやりにくい相手ではないかも。体格差もないし。「KIDの敵を討てるか」ってテーマは分かりやすくてヨイです。
 順当に行けば準決勝は「魔裟斗vs小比類巻、クラウスvsブアカーオ」となるか。どちらも因縁のカード。もちろん、サワーやジョン・ウェインにもチャンスあり。なかなかヨイ感じ。魔裟斗ヲタ以外も楽しめる大会となりそう。
 俺は小比類巻が最近気になってる。いろんな意味でw 紙プロの語録集はオモロかった。


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2005.05.05

山本"KID"徳郁、KO負け

スポーツナビ|格闘技|K-1|速報
5/4 K-1 WORLD MAX/東京・有明コロシアム(13918人・超満員札止め)

 ワールドMAXの開幕戦(1回戦)、TVで観戦しましたので簡単に感想を。
 それにしても客が入らないことで有名な有コロを札止めにしちゃうってんだから凄い。当日券がでなかったってんだから、ホントのホントで札止めなんだろうなぁ。
 インパクトでトーナメントを上回ったのはコチラ。

 [6]スーパーファイト
 ○マイク・ザンビディス(3R0分39秒 右フック→KO)●山本"KID"徳郁

 ・KIDコメント「悔しいっていうか、キックボクシングをK-1やり始めて好きになってきたんだけど、今日初めてKOされて、なおおもしろかったなって。K-1最高! 負けたけど、超気持ちよかった~。」

 体格差もなんのその、全体的にはKID優勢で試合は進んでいたはずが・・・。最後のKOシーンは強烈。KIDは記憶が飛ぶほどのKOは今回が初めてだそうで、意識がハッキリしてくれば悔しさがこみ上げて来るんじゃないでしょーか。
 タイプが似ていて体格差があるってのは、KIDにかなり不利。マッチメイク自体に問題があった気もするが・・・。

 試合はおいといて、最初の悪ガキイメージがちょっと薄れてきたような。美人の奥さんも新キャラとして現れたし、負けを経験したことで「ベビーフェイス」として開花する予感してきた。
 今後はHERO'S専念か? 試合後のコメントでは「K-1最高!」ですけど(笑)。どちらにしても、KIDはウェイトがちょっとキツイ。いっそウェルター級作りますか?

 [9=メ]トーナメント1回戦
 ○魔裟斗(判定 3-0)●イム・チビン
 日韓対決は魔裟斗が圧勝。ライト級(MAXより2階級下)、で活躍していてイム、やはりパワー負け。できれば倒してもらいたかったが、魔裟斗は練習中に左足の靱帯を伸すアクシデントがあったそうで(試合直前に完治)、勝っただけで充分だったかもしれません。
 それにしても・・・魔裟斗・KID人気は凄い。TVから聞えてくる歓声が異様(笑)。連休なんで地方から来た人も多かったんでしょう。

 勝ち上がった選手を並べる。

 ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
 小比類巻貴之(日本)
 ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア)
 アンディ・サワー(オランダ)
 アルバート・クラウス(オランダ)
 ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ)
 魔裟斗(日本)
 番狂わせゼロ。サワーが勝ち上がったのは嬉しいなぁ。シュート・ボクシング系もイマイチ結果残せてないんで。
 これに推薦枠一人が加わる。スーパーファイトで勝利した佐藤嘉洋かマイク・ザンビディスが候補。佐藤は、これまでの日本人選手に無いタイプで面白そう。でも決勝に日本人3人は多いかな?

 全体的な感想では・・・開幕戦ならこんなもんでしょ~ってな感じ。TVは関係ないけど「札止め」の事実が一番驚いた。
 あと、今回から「0.5ポイント」の判定がなくなりました。選手からの抗議はほとんどなかったようで。ちょっと寂し・・じゃなかった素晴らしいことですw ちょっとK-1はまともになってきたかな?


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2005.05.02

グラウベ・フェイトーザ、USA GP優勝

スポーツナビ|格闘技|K-1|速報
5/1 K-1 WORLD/米国・ラスベガス・ホテルベラージオ、結果

 カードも地味だし、気になる選手もいないし・・・一応見ておくか~と、なんとなくTVを眺めてましたが・・・。
 意外にも面白かったんじゃないですか。久しぶりにK-1らしい試合ありました。

 [9=メ]USA GPトーナメント決勝
 ○グラウベ・フェイトーザ(1R2分42秒 左ハイキック→TKO)●ゲーリー・グッドリッジ
 ※フェイトーゼが優勝。GP開幕戦へ進出。
 俺的MVPはグラウベさん。ここに来て大復活ですか~? 見慣れてるはずのブラジリアン・キックも切れ味抜群で新鮮に見える。
 試合後のコメントによると「ボクシングのテクニックに自信が持てたことでキックも出しやすくなった」とあります。
 準決勝のカーター戦では極真ファン涙モノのカカト落とし炸裂、それがKOへ繋がった。

 最近のグラウベさん、試合結果を並べると・・・。

 04/09/25 ● アーネスト・ホースト(判定 3-0) WORLD'04開幕戦
 04/07/17 ○ TOA(1R1分49秒 KO)
 04/05/30 ○ アリスター・オーフレイム(1R2分13秒 KO) ※「一撃」
 03/02/22 ○ パヴェル・マイヤー(3R2分27秒 KO) ※「一撃」
 02/10/05 ● ピーター・アーツ(判定 3-0)  WORLD'02開幕戦
 なんだか微妙な相手が並んでる。アリスターと対戦したのなんてすっかり忘れてましたよ。

 先日飲みに行ったら友人が「取りあえずラスベガス行って、スポーツベットでグラウベに賭ければ旅行費におつりが来る」なんて言ってた。「グラウベじゃ無いだろ~」なんて軽く流してた私はバカでした。

 他の試合。

 [8=セ]スーパーファイト
 ○マイティ・モー(判定 2-1)●レミー・ボンヤスキー
 2年連続GP優勝のボンヤスキーが3Rにカウンターもらってダウン、そのまま逆転判定負け。
 モーは課題だった蹴りのカットもソレナリにこなし、パンチブンブンだけの選手からレベルアップ。今後期待できそう。応援団が100人以上来ていたらしい。

 武蔵はいつもの通り。「今年はKOを狙う」とアナは絶叫してましたが・・・もう、判定キャラとして開き直った方が面白いし、武蔵もやりやすいと思うのだが。


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2005.04.09

魔裟斗も日韓戦へ、MAX開幕戦カード決定

[K-1 MAX] 5.4 有コロ:魔裟斗、韓国新鋭と対戦。開幕戦組合せ決定

 昨日ですけど、K-1MAXのカードが発表に。

5/4 K-1WORLD MAX世界開幕戦・有明コロシアム
・トーナメント1回戦 
 魔裟斗(日本) vs. イム・チビン[任 治彬](韓国)
 小比類巻貴之(日本) vs. ダリウス・スクリアウディス(リトアニア)
 安廣一哉(日本) vs. ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
 ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ) vs. ワシリー・シシ(ベラルーシ)
 アルバート・クラウス(オランダ) vs. ヴァージル・カラコダ(南アフリカ)
 アンディ・サワー(オランダ) vs. マルフィオ・カノレッティ(ブラジル)
 ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア) vs. シェイン・チャップマン(ニュージーランド)
・スーパーファイト
 K-1ルール:山本“KID”徳郁(日本)vsマイク・ザンビディス(ギリシャ)
 今回は1回戦のみ7試合。この勝者・7人+推薦で1人追加の8人が7/20横浜アリーナで行われる決勝トーナメントに進む。
 ビックリするようなカードはありませんが、「打倒・ブアカーオ」というテーマがハッキリしてますから、こんな感じでいいんでしょう。

 魔裟斗の相手は韓国人。何やら最近日韓対決多いですね・・・。イム・チビンは03年に全日本キックのエース・小林聡をKOしている強豪。小林戦時はライト級で今は体重増やしてミドル級を主戦場としてるらしい。どうだろ、サボってデブっただけかもしれんが・・・いろいろ絡んでモチベーションは高い?

 小比類巻の相手であるスクリアウディスは「リングス・リトアニア」所属。「またリングスの安売りかよ~」との声もありそうだが、リトアニアはリングス活動時と母体は同じ(違ったらツッコミお願いします)の数少ない(?)本物のリングス・ネットワーク。彼ならば「リングス・リトアニア!」のコールに「オオッ」と叫んでも許される・・・かも。
 スクリアウディスはZSTに参戦経験あり(飛び膝でKO勝ち)。前田の登場でZSTとK-1の関係は深くなるんでしょか? それとも・・・。
 
 山本KIDはスーパーファイトでK-1ルール。内容によっては「推薦枠」として決勝トーナメントに出場する可能性もあるとか。だったら最初から1回戦8試合にしてもいいような。ただKIDの場合はHERO'Sとの兼ね合いもある。次の大会の見通しが立たなければ・・・決勝かな。

 谷川氏は判定に関してもコメント。

 なお、谷川貞治K-1イベントプロデューサーは、競技統括側が来週のルール会議で判定方法について協議することを明らかにした。谷川氏は「0.5ポイントの差の取り方や、延長での1-3Rまでを考慮した判定の方法が複雑だと思う」と個人的な考えを述べ、3月のHERO'S旗揚げ大会での宮田和幸戦、BJペン戦のように、どちらかといえは主催者側寄りの選手にも容赦しない厳格な判定を高く評価していた。去年は魔裟斗×ブアカーオの決勝の判定で物議を醸し、関係者に処分が下されたが、今年はこのようなことが無いよう事前に策が取られそうだ。
 もう「判定がオチ」ってネタは飽きましたから。何とかしてくれ。


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2005.03.20

チェ・ホンマン、アジアGP優勝

スポーツナビ|格闘技|K-1|速報

3/19 K-1 WORLD・ソウルオリンピック第1体育館(15918人・超満員札止め)

 ・・・TV見てません。夕方から急な用事入りました。ビデオは・・・藤岡弘探検隊を選択w
 ついでに熱っぽいしで最悪ですよ。
 簡単に。

 [4]ASIA GP 2005 トーナメント1回戦
 ○曙(判定 3-0)●角田信朗
 曙先生、初勝利おめでとうございます! 初のダウンも奪いましたね。まぁ、何とも言えんわ。
 膝蹴り使いだしたのはイイかもしれない。
 [8]トーナメント準決勝
 ○チェ・ホンマン(1R0分42秒 タオル投入→TKO)●曙
 ※1回戦で左足負傷
 試合序盤に突然タオルが入り終了(らしい)。横綱対決は水入りって感じでしょうか。
 曙さん試合後コメント。
 2回戦は残念だけど、角田選手のローキックがとても勢いがあった。1回戦が終わってから谷川さんたちと話をしたが「とにかく(2回戦のリングに)上がりますけど、ダメだったらスイマセン」と言った。
 とにかくリングには上がる・・・もし欠場となってリザーバーの富平が代打となれば・・・チェが負ける可能性高い? 商品価値落とさないために途中棄権ミエミエで登場? 曙さんもチェと再戦する理由ができて・・・なんて、全ては私の妄想です。
 「角田選手のローが効いた」的発言ありましたが、曙戦後の角田さんコメントでは「なぜ曙選手の上半身ばかり攻めたのですか?」なる質問も出てる。・・・試合見てない私にはますます謎です。
 [11=メ]トーナメント決勝
 ○チェ・ホンマン(延長1R判定 3-0)●ガオグライ・ゲーンノラシン
 ※チェが優勝。K-1 WORLD GP開幕戦(1回戦)出場決定。
 デビュー戦でトーナメント優勝! しかも地元韓国! こりゃ会場は盛り上がったんだろうなぁ。
 昨年俺的K-1MVP・ガオ様、これでGPは無くなっちゃったんでしょうか? まぁ本来のウェイトに戻った方がいいのかな。

 トーナメント以外の試合も意外(?)な結果が。

 [6]○セーム・;シュルト(1R1分22秒 右ローキック→KO)●モンターニャ・シウバ
 ああ、モンターニャがぁ・・・。平成のデルフィンもビックリ。
 [10=セ]○レミー・ボンヤスキー(1R0分22秒 右ハイ→KO)●レイ"マーシレス"マーサー
 ハイ一発。しかも壮絶KOってよりは戦意喪失でグダグダ終了だったようで。
 マーサー、武蔵戦で意外とマジメに戦っていた印象があったので、今回若干期待していたんですけどね。

 全体としては面白かったんですかね? 超大味であることは間違いないでしょうが。

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 7~9時のゴールデンで野人のウ○コをド・アップで映してる藤岡弘探検隊は最強。

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2005.03.17

K-1・アジアGP、全試合決定

スポーツナビ | ニュース | K-1ソウル大会の全対戦カードが決定

 K-1アジアGPの全カードが決定。

3/19 K-1・韓国ソウルオリンピック体育館
 [オープニングファイト]コ・ヨンソクvsキム・ジョンマン
 [1]リザーブファイト:富平辰文vsカン・ミンキ
 [2]GP1回戦:ガオグライ・ゲーンノラシンvs張慶軍
 [3]GP1回戦:堀啓vsイ・ミュンジュ
 [4]GP1回戦:曙vs角田信朗
 [5]GP1回戦:チェ・ホンマンvs若翔洋
 [6]スーパーファイト:セーム・シュルトvsモンターニャ・シウバ
 [7]GP準決勝:第2試合勝者vs第3試合勝者
 [8]GP準決勝:第4試合勝者vs第5試合勝者
 [9]スーパーファイト:ピーター・アーツvsカーター・ウィリアムス
 [10=セ]スーパーファイト:レミー・ボンヤスキーvsレイ"マーシレス"マーサー
 [11=メ]GP決勝戦
 セーム・シュルトが登場だ~ってトーナメント出ればいいじゃん。優勝キマリでしょ。ってかHERO's出る方がヨイような・・・。
 相手のモンターニャさんにも期待します。嵐山方面が騒がしくなりそう。

 リザーブマッチもありますね。トーナメントは勝っても棄権しそうな選手が多いからなぁ。
 チェ・ホンマンは1回戦勝利→拳など負傷→準決勝棄権と読んでます。
 優勝予想は・・・富平で。


 曙vs角田、正面から曙が撃ち合ったらどうなるかが分かる・・・。でも体重差あるし、ヤオ疑惑は必ず出るだろうし、どうにもならないかもなぁ。

 曙さんはこんなこと言ってます。
曙、角田戦負けたら2年間試合しない - nikkansports.com > バトルニュース
 2年って数字が微妙。2年WWE?

 あのさ・・・みんなWWE舐めすぎ! バンプ取れない選手が通用するわけねーだろ! 何かの間違いでレギュラーになれたとして、役柄は間違いなくバカデブキャラ。笑われてナンボですよ。
 付き人もつかないだろうし、移動も大変そう。耐えられるわけがない・・・。

 もう~相撲マッチとか絶対寒いよ。今からでも止めよ。


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