ヒトシ・ボッシュート・クサノ
今日の午後9時(野球で10分送れ)から日テレでこんな番組が放送されていた。
レッスル・コロシアム ザ芸能界!最強の格闘王者グランプリMAXレスリング(アマレス)最強の芸能人を決めようというトーナメント。大会コミッショナーはアニマル浜口。
レスリングってのは珍しい・・・。
ルール。
・レスリング・フリースタイル体重は無差別。100キロ以上の人もいれば50キロ代の人もいたでしょう。
・1分30秒を1ピリオドとする3ピリオド制。
・勝敗の決定
*2カウントのフォール勝ち。
*2ピリオドを判定で制する(ポイントは試合全体ではなく、各ピリオド内のみで一旦クリアになる。つまりプロレスの3本勝負と同じ)。
・ポイントはレスリング・フリースタイルと同じ形(たぶん)
トーナメントの試合は全てガチだと思います。
で、この番組のテーマとなっていたのが「打倒・草野仁」。草野さんはスーパーシードで決勝戦から登場。つまりはトーナメント自体が草野さんへの挑戦者決定戦となっているわけです。
草野さんって、あの草野さんですよ。
はてなダイアリー - 草野仁とは
司会者。東京大学文学部社会学科を主席で卒業後、NHKに入社、その後退社し、フリーのアナウンサーに。強烈なWWEオタとしても有名。そして若い頃には様々な伝説を残している。
主な出演番組に「日立 世界ふしぎ発見!」「ザ・ワイド」「草野☆キッド」など。
ひとしくん人形のモデルである。
普段は「世界ふしぎ発見」が行われてる時間、そのまんま「裏・草野仁」をゴールデンに晒そうというのが番組の目的か。
取りあえず準決勝までの結果を。
・1回戦マギーさんの入場曲が「オリーブの首飾り」で「パールハバー」な気持ちになったり、U-FILEで練習してる三又さんが田村潔司コスだったり、長州小力がチョロっと出たり・・・。
○ギャオス内藤[野球](フォール勝ち)●脇知弘[柔道]
○ジョーダンズ三又[レスリング](判定 2-0))●ますだおかだ・増田[柔道]
○上原みなみ[ニューハーフ?](判定 2-0)●カンニング・竹山[柔道]
○スピードワゴン・井戸田[合コン王?](フォール勝ち)●林家いっぺい[落語?]
・2回戦
○ギャオス内藤(フォール勝ち)●アホマイルド・坂本[柔道]
○ジョーダンズ・三又(フォール勝ち)●薬師寺保栄[ボクシング・世界王者]
○エネルギー・森[レスリング](フォール勝ち)●上原みなみ
○マギー審司[柔道](フォール勝ち)●スピードワゴン・井戸田
・準々決勝
○エネルギー・森(判定 2-0)●ギャオス内藤
○マギー審司(判定 2-1)●ジョーダンズ・三又
・準決勝
○マギー審司(判定 2-0)●エネルギー・森
そして・・・決勝戦。
「ヒトシ・ボッシュート・クサノ」略して「HBK」として登場。入場曲は本家ショーン・マイケルズと同じ「Sexy Boy」(お茶の間分からねぇw)。
入場するとアマレスマット上でHBKポ~ズ!

ガハハ、TシャツもHBKだ。
試合前、アマレスタイツになると、その肉体に観客はドヨメク。ホントに60?
試合は・・・
・決勝戦勝ちました。ストレート。
○草野仁[元NHK?](判定2-0)●マギー審司
圧勝という感じではなかったのですが・・・年齢を考えればスゴイ。
まぁ、草野さんが戦う姿を見れただけで満足なんですが・・・もうちょっと見せ方があったような。
番組内では「最強伝説は見れるのか!」みたいな煽りを繰り返していたが、「なんで草野さんが最強なの?」というお茶の間の疑問の答えになるようなVTRは一切無く、これで2時間持たせるのは正直キツかったのでは・・・。浅草キッドらが掘り起こした「草野伝説」は山ほどある。それをV作って試合の合間に流すとか・・・。
ちょっと伝説を紹介しますか。「紙のプロレス」NO.81のインタビューから。
・学生時代、100mを11秒2で走った。他にもいろいろあったはず。今月の紙プロではグレート・アントニオばりにバス引っ張ってましたからね(笑)。
・大学時代、「子供の頃強かった」ということだけで相撲の国体予選に呼ばれ出場。前年度優勝者(120キロ以上)と対戦して勝利。草野さんは当時77.5キロ。それまで本格的な相撲経験はナシ。
・NHKアナウンサー時代に取材のためレスリングを体験。チャンピオン・クラスにフォール勝ちしてしまった。草野さんはレスリング経験ナシ。
4/5からは「草野☆キッド」(TV朝日)がレギュラー放送開始。今年は草野さんブレイクしそう。今回の番組もキッドが入ってれば随分違っただろうなぁ。
その他、特別試合も多く組まれてました。
・スペシャル・レッスル(特別試合)秋山さんも登場! 大至のセコンドには鈴木みのるが。試合後に若干乱闘・・・宣伝になったかなぁ。○太田章[レスリング・五輪銀メダリスト](フォール勝ち)●安田大サーカス・HIRO[相撲]
○羽柴まゆみ[プロ格闘家](2-1)●蒼井そら[格闘技経験ナシ・40日間特訓]
○角ミツオ[野球](フォール勝ち)●舞の海[相撲]
○小林孝司[レスリング・五輪金メダリスト](判定?)●なべやかん[ベンチプレス・アジア金メダリスト]
○浜口順子[タレント?](ポイント奪取)●アニマル浜口 ※順子がポイントをとるまで時間無制限で続行される特別ルール
○秋山準[プロレス](判定 2-0)●大至伸行[元大相撲・現歌手]
小林孝司さんはスイスイとやかんをさばいて次々にポイント奪取・・・これはため息モノ。もうPRIDEの判定で文句は言いません(嘘)。
試合の中ではイワユル・プロレスごっこっぽいムーブはほとんどナシ。入場でネタがあるぐらいで、試合はホント真面目にやってました。アマレスの攻防がお茶の間でどれぐらい理解されるかは微妙。
基本的にガチなんで試合が面白くなるとは限らない。面白い試合もあったけどね。蒼井そらが出てたり(キャットファイトを期待した人がっかり・・・羽柴はアレだし・・・)で、とにかくいろいろ実験的な番組だったんでしょう。
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あ、ワールドプロレス見るの忘れた・・・。
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